社会保険労務士稲門会

早稲田大学OB・OGの社労士が集うホームページ

2019年度「支援講座」通算12年目、社労士単独講座としては9年目、「秋クォーター」としては3年目の講義がスタート。2019年9月27日(金)

2008年より母校・早稲田大学において、社会保険労務士・行政書士・司法書士・税理士の四士業稲門会「稲士会」による大学との提携講座がスタートし(稲士会は現在、中小企業診断士を加えた五士業各稲門会で構成されています)講座名は「企業法務概論」でした(現在の正式名称は「労働・社会保障実務概論(早稲田大学校友会支援講座)」)。講座の趣旨は、法律と実務の専門家である各士業の会員が、ゲストスピーカーとして母校の教壇に立ち、企業実務の知識を後輩学生の皆さんに伝授するとともに、それぞれの士業の業務の内容や社会的役割を伝えていくものです。講座は、どの学部の学生でも学年にとらわれずに履修することができる「オープン教育講座」であり、通常の授業と同様に科目登録単位制をとっています。

2008年度の最初の年の講座は、通期全28コマ(内、当会の担当は7コマ)、登録学生枠30名でスタート。翌年度からは、前期と後期に分けて学生を募集し(前後期各15コマ。内、当会の担当は前後期計7コマ)、募集枠は50名に拡大され、さらに後期は100名へと拡大され実施されました。2010年度の講座は、前後期各15コマ、全30コマで、それぞれの募集枠100名で実施されましたが(当会は前後期計8コマを担当)、学生の当講座に対する人気は高く、前後期各220名から300名前後の聴講応募者があり、最終的には、前期114名、後期106名で実施されました。

2011年度からは、各士業がそれぞれ単独講座を持つことになり、社会保険労務士の担当分野についても「社会保険労務士講座」として前期15コマの講義が行われることになりました(内3コマを当講座担当教授である早稲田大学法学学術院教授島田陽一先生の門下である青山学院大学法学部教授細川良先生にご担当いただいています) 。2013年度の講座からは、従来の「提携講座」から現在の「校友会支援講座」へと呼称を改めました。     
10年目2017年度の支援講座から、新たに導入されたクォーター制に沿って、秋クォーター の火曜日・金日の4時限目に15コマの講義が実施され、2017年は44名、2018年は49名の学生が登録、それぞれ無事に全カリキュラムを終了しました。そして2019年度は34名の学生が登録し、9月27日(金)に第1回目の講義がスタートしています。

2019年度のカリキュラムは表のとおりとなります。会員の皆様の中で個々の講義内容に関心を持たれ聴講を希望される方や、来年度以降のゲストスピーカーを希望される方は、支援講座担当・曽布川幹事長代行にメールにてご連絡ください。ご連絡をお待ちしております。
tetsusob@gmail.com
http//sr-waseda.net

写真[1つ上より]曽布川哲也会員/大津章敬会員/荒久美子会員/松村伸子会員/上田純子会員/市村剛史会員




2019年度 労働・社会保障実務概論カリキュラム(1講座90分)

◎教室
火曜日7号館205教室 金曜日8号館312教室

何れも4時限目(14時45分から16時15分までです)