社会保険労務士稲門会

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第4回・会員親睦日帰り旅行(浅草ちんや&寄席ツアー)
2013年2月9日(土)

伝統の「牛鍋の味」を堪能したあと、落語や講談、コントなどを大いに愉しむ!
2013年2月9日(土)、会員親睦日帰り旅行が実施され、今回も、ご夫婦を含め17名の皆さんが参加されました。
この度のツアー開催は、2008年の「浅草寺ツアー」、2010年の「柴又ツアー」、2011年の「母校キャンパス・ツアー」に続くもので、4回目の実施となる今回は、浅草のすき焼きの老舗「すき焼 ちんや」ですき焼きを食した後、「浅草演芸ホール」にて落語や漫才を愉しむ「浅草ちんや&寄席ツアー」でした。(参加費:7,300円)
 当日は、浅草駅前ビルにある住吉忠男顧問の「住吉内山事務所」に集合し、すぐ最寄の雷門にある「すき焼 ちんや」にて午後2時から昼食会を行いました。蒲生秀晴・副幹事長(厚生担当)の開会の挨拶、村上芳明会長の挨拶および乾杯の音頭の後、参加者の皆さんで最高級すき焼に舌鼓を打ちながら、2時間程ゆるりと歓談しました。
 「すき焼 ちんや」は住吉顧問のご実家でもあり、明治13年(早稲田大学創立の2年前)に料理屋を開き、明治36年にすき焼専門店になったという老舗の有名店。文明開化と共に一世を風靡した牛鍋の味を今も守り続けているお店で、一同、120余年の伝統の味を堪能することができ、大いに満足いたしました。
 すき焼きを食したのち一同は、三連休初日で賑わう浅草の街に出て、これも雷門にほど近い、六区ブロードウエイ街の中ほどにある「浅草演芸ホール」へ向かいました。当演芸場は昭和39(1964)年、寄席がなかった当時の浅草に「浅草フランス座」を増築してつくられました。東京オリンピックが開催されたこの年は、テレビ時代の幕開けの年で、世の中の娯楽の中心は劇場からテレビへと移っていきますが、当演芸場の高座は、今では伝説の名人といわれる桂文楽、古今亭志ん生、三遊亭円生をはじめ、古今亭志ん朝、立川談志、三遊亭円楽ら当時まだ若手だった落語家が出演、「爆笑王」と呼ばれた林家三平もテレビ出演の忙しい合間を縫って高座に出るなどして人気を博し、今日にいたるまで多くの落語家・落語ファンから愛される寄席となっています。


 昼の部と夜の部があり、われわれが鑑賞したのは午後4時30分から午後9時までの夜の部(長丁場のため各自流れ解散)。16組の出し物は、三笑亭可龍、三遊亭遊雀(写真上左)、桂歌助、笑福亭鶴光(写真上中)、三笑亭茶楽、春風亭柳好、桂歌春ら「真打」落語家による落語のほかに、「コント青年団」によるコント(写真上右)や、テレビでもお馴染みのピン芸人「ぴろき」(写真横中)によるギタレレ漫談など多彩で、数少ない若手男性講談師・神田松之丞(写真横右)の講談「宮本武蔵」や、女性紙切り師・林家花(写真横左および下動画)の紙切りなどにも接することができ、大いに愉しむことができました。