社会保険労務士稲門会

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● 第9回・講演と懇親の夕べ(丹羽浩正・八戸大学教授「キャリアと人材」)
2009年11月28日(土)ホテル銀座ラフィナート


 2009年11月28日(土)午後3時00分より「ホテル銀座ラフィナート」にて、「第9回講演と懇親の夕べ」が開催されました。

 2001年7月に社会保険労務士稲門会が設立され、その年に第1回の「講演と懇親の夕べ」を実施してから今回で9回目の開催となりますが、この度は八戸大学ビジネス学部教授(学部長。稲門出身)の丹羽浩正先生を講師にお招きしました。「キャリアと人材」という時代に即した講演テーマでもあったことから、今回が初参加という会員も含め32名の会員の皆様にご出席いただき、盛況のうちの開催となりました。

第1部・講演の部

 第1部・講演の部は、ホテル銀座ラフィナート「月光の間」において、鎌田ひろ美幹事(東京会)の司会のもと、丹羽浩正先生に、「キャリアと人材」というテーマで1時間20分にわたりご講演いただきました。
 
 キャリア志向の歴史的変遷と日本的キャリア志向の特徴を明快に解説していただくとともに、働くということはどういうことなのか、キャリアとキャリアプランの関係、ライフプランから考えるキャリアとは何か、さらには、キャリアコンサルティングの実際と社会保険労務士の関わり方にまで言及され、キャリア人材とは“投資的”人材であるという前提のもと、仕事人・職業人を養成するポイントをお教えいただきました。 

 エンプロイアビリティ、ワークアビリティの重要性が叫ばれる今日、今回の先生のご講演はわれわれにとって、今後の社会保険労務士の役割について改めて考える絶好の機会とすることができたものと思われます。

第2部・懇親の夕べ

 第2部・懇親の夕べは、ホテル銀座ラフィナート「汐風の間」に会場を移し、森岡三男幹事(東京会)の司会のもと、藤原久嗣会長の開会の挨拶、小笠原浩之幹事(和歌山会)の乾杯の音頭で歓談に移りました。途中、新入会員・初参加会員の方々5名に自己紹介やご挨拶をいただいた後、大南弘巳幹事長(東京会)が歓迎の辞を述べました。初参加の皆さんも既存会員と充分にうちとけて、引き続き 会員同士の懇親を大いに深めました。

 こうして終始なごやかな雰囲気の中で会は進行し、会の終盤、いよいよ会員諸氏お待ちかねのビンゴゲームが、御代田和典幹事(埼玉会)、石川理恵幹事(千葉会)による司会進行のもと行われ、会は一気にその盛り上がりの度合いを高めました。

 ビンゴゲームの余韻が残るなか、引き続いて、蒲生秀晴副幹事長(東京会)からホームカミングデーにおける「年金労務相談コーナー」の出店報告、第8回勉強会の実施報告など当会の最近のイベント活動の報告並びに1月の会員懇親ツアーの予告が行われ、さらに、香川忠成副幹事長(埼玉会)から稲士会の活動報告および今年度の提携講座の実施報告、林智子副会長(東京会)から東京会の活動報告などが、それぞれ行われました。

 かくして楽しい時は流れ、感興醒めやらないうちに終了予定時刻となり、最後に、蒲生副幹事長の指揮により全員で校歌を斉唱し、住吉忠男副会長(東京会)からの中締めと閉会の挨拶をもって、会は無事終了しました。