社会保険労務士稲門会

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第18回・講演と懇親の夕べ(片岡勇弁護士「個別労働紛争の事例から考える社労士業務の留意点」)2018年12月8日(土)(早稲田大学 早稲田キャンパス9号館5階第1会議室(懇親会:高田牧舎))

第18回「講演と懇親の夕べ」は弁護士法人パートナーズ法律事務所・片岡勇弁護士を講師にお招きし、2018年12月8日(土)早稲田キャンパス9号館にて多数の会員の出席のもと開催されました。
1 開催日:2018年12月8日(土)

2 運営次第
 第1部 講演会
   開催時間:15:00~17:00
   会 場 :早稲田大学 早稲田キャンパス9号館 5階第1会議室
   講 師: 片岡 勇 弁護士 (弁護士法人パートナーズ法律事務所) 
   演 題 :「個別労働紛争の事例から考える社労士業務の留意点
         ~社労士・弁護士双方の経験を踏まえて~」 

片岡 勇 弁護士 の経歴
1992年3月 早稲田大学政治経済学部政治学科卒業
1992年~2004年 非鉄金属メーカー、社会保険労務士事務所勤務
2004年4月 早稲田大学大学院法務研究科(ロースクール)入学
2007年3月 同科修了
        新司法試験合格、司法修習生(新61期)
2009年1月 パートナーズ法律事務所入所
2012年1月 弁護士法人パートナーズ法律事務所に改組
        社員(パートナー)弁護士就任

第1部講演会は、長部ひろみ会員(東京会)の司会により、大南弘巳会長(東京会)の開会の辞で始まり、講師である 弁護士法人パートナーズ法律事務所・パートナー弁護士の片岡勇先生に約2時間にわたり、「個別労働紛争の事例から考える社労士業務の留意点~社労士・弁護士双方の経験を踏まえて~」というテーマでご講演いただきました。ご講義の前半部分では、労働事件の特徴、個別労使紛争の解決手続き、労働審判制度の概要等について解説していただき、労働審判申立書が届いたらどうすればよいか、あっせん・労働審判・裁判上の和解における雇用紛争事案を比較すると実情はどうか、といったことなどもお話しいただきました。後半部分では先生が実際に扱った個別労働紛争の実例を5例、ケーススタディ的にご紹介いただきました。また、社労士実務に関係する民法の改正部分についても解説していただきました。お話を通して、法的思考力(リーガルマインド)を高めていくことはわれわれ社労士にとっても重要であるということを大いに再認識させられ、参加会員諸氏にとって資するところが大きいご講演でした。前田康彦副会長(東京会)の閉会の辞をもって第1部講演会を終了しました。

司会の長部ひろみ会員/閉会の辞を述べる前田康彦副会長
 

 第2部 懇親会
   開催時間:17:30~20:00
   会 場 : 高田牧舎 Pizzeria TAKATA BOKUSYA

第2部・懇親会は会場を「高田牧舎 Pizzeria TAKATA BOKUSYA」に移して催され、上田純子副会長(東京会)の司会のもと大南弘巳会長の開会の辞で始まり、福島健寿会員(栃木会)の音頭で乾杯して歓談に移りました。途中、ご出席いただいた他大学社会保険労務士会、他士業稲門会の皆さまをご紹介させていただき、また、初参加の会員の皆様に自己紹介をしていただきました。曽布川哲也幹事長代行(東京会)のトロンボーン伴奏による「早稲田の栄光」吟唱なども挟んで会は大いに盛り上がり、最後は蒲生秀晴副幹事長(東京会)の指揮のもと全員で母校校歌を斉唱し、森岡三男副会長(東京会)の閉会の辞をもって無事中締めとなりました。

初参加の会員の皆様の自己紹介

懇親会会費 5,000円(当日徴収)