社会保険労務士稲門会

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● 第10回・講演と懇親の夕べ(藤原久嗣・ヒューマンテック経営研究所所長「M&Aと会社分割に関る人事労務管理上の諸問題」)
2010年11月27日(土)ホテル銀座ラフィナート

 2010年11月27日(土)午後3時00分より「ホテル銀座ラフィナート」にて、「第10回講演と懇親の夕べ」が開催されました。2001年7月に社会保険労務士稲門会が設立され、その年に第1回の「講演と懇親の夕べ」を実施してから今回で10回目の開催となりますが、この度は当会の藤原久嗣氏会長(ヒューマンテック経営研究所所長)に講師を務めていただきました。「M&A」という時代に即した講演テーマでもあったことから、今回が初参加という会員も含め34名の会員の皆様にご出席いただき、盛況のうちの開催となりました。

第1部・講演の部

 第1部・講演の部は、「ホテル銀座ラフィナート」において蒲生秀晴副幹事長(東京会)の司会のもと当会の藤原久嗣会長に、「M&Aと会社分割に関る人事労務管理上の諸問題」というテーマで1時間20分にわたりご講演いただきました。近年、大企業だけではなく中小企業も含め、M&A(企業の合併・買収)の動きは活発化していますが、今回のご講演では、企業再編のさまざまなパターンとその特徴を、会社分割や事業譲渡も含め広く明快に解説していただくとともに、それらの過程で生じる人事・労務関連の諸問題やチェック事項について、社会保険労務士として最低限知っておくべきことをご教示いただきました。
 今回のお話はわれわれにとって、顧問先におけるそうした問題に、人事・労務のプロとして積極的に関与していく糸口となるものと思われます。渡邊和洋副会長(東京会)の閉会の辞をもって第1部を終了いたしました。


 
第2部・懇親の夕べ

 第2部・懇親の夕べは、同じく「ホテル銀座ラフィナート」において、御代田和典幹事(埼玉会)の司会のもと、村上芳明副会長(東京会)の開会の挨拶、小笠原浩之幹事(秋田会)の乾杯の音頭で歓談に移りました。

 会員の皆さん同士の会話が会場のあちらこちらで弾むなごやかな雰囲気の中、会は中盤へとはいり、いよいよ会員諸氏お待ちかねのビンゴゲームが、岡田智佳幹事(埼玉会)、中村佳代会員(東京会)による司会進行のもとで始まるや、会は一気にその盛り上がりの度合いを高めました。

 また、全員に賞品がいき渡ったところで、新入会員・初参加会員の方々から自己紹介のご挨拶をいただき、新たな親睦の輪も広がりました。

 会の終盤においては、藤原会長から、母校・早稲田大学におけるオープン教育講座(提携講座)が、3年目にあたる当期も順調に実施されていること、来期は従来4つの士業で1年の講座を分担して行っていたものが、社会保険労務士稲門会が単独で半年の講座を企画・運営することになったことの報告があり、併せて、社会保険労務士稲門会の設立10周年を記念して「10周年記念事業プロジェクト」を立ち上げたことのお知らせもあって、早速に今回の講演料をプロジェクト委員会にご寄付いただきました。

 続いて林智子副会長(東京会)から東京会の活動状況報告、蒲生副幹事長からホームカミングデーにおける「年金労務相談コーナー」の出店報告、二宮孝副幹事長(東京会)から2010年の3月と9月に行われた第9回・第10回の勉強会の報告、山浦英一幹事(厚生委員長・東京会)から2011年1月の早稲田大学キャンパスツアーのご案内、鎌田ひろ美幹事(広報委員長・東京会)からこの1年間の会報の発行状況と当会ホームページ更新予定のお知らせ、高橋和子幹事(会計委員・埼玉会)から10周年記念事業プロジェクトへの寄付のお願いなどがありました。

 かくして楽しい時は流れ、感興醒めやらないうちに会は終了予定刻となりました。最後に、蒲生副幹事長の指揮により全員で校歌を斉唱し、中島浩喜副会長(愛知会)からの中締めと閉会の挨拶をもって会は無事終了し、中締めといたしました。