社会保険労務士稲門会

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第24回・定期総会 (講演会:鈴木俊晴・早稲田大学 社会科学総合学術院教授 「労働法政策の今後の動向と課題を探る」) 2024年6月15日(土)午後1時30分~AP東新宿(ハイブリッド開催)

2024年6月15日(土)午後1時30分より「第24回定期総会」が、午後3時より鈴木俊晴・早稲田大学 社会科学総合学術院教授による講演会が開催されました。このたびの定期総会並びに講演会は、昨年度に引き続き会場参加&リモート参加のハイブリッド形式で行われ、会場参加、リモート参加併せて約50名の会員参加のもと開催されました(開催場所&発信元:AP東新宿)。

ご講演中の鈴木俊晴・早稲田大学 社会科学総合学術院教授
 
 
  第1部 定期総会  13:30~14:30
  議 題    ⑴ 令和5年度事業報告    ⑵ 令和5年度決算報告及び監査報告
        ⑶ 令和6年度事業計画(案) ⑷ 令和6年度予算(案)
        ⑸ 役員改選(案)      ⑹ その他 
第1部の定期総会は、見付季代子副幹事長(東京会)の司会により、若林正清会長(三重会)の開会の辞の後、議長に木村辰幸幹事長代理(東京会)を選出して議事の審議に入りました。まず、香川忠成幹事長(埼玉会)から令和5年度事業内容および決算報告、渡井保仁会計監査(東京会)から会計監査報告があり、それぞれ承認されました。さらに香川幹事長から令和6年度事業計画案および予算案が提示され、ともに承認されました。引き続き役員改選について審議され、川崎幸男(東京会)、前澤光則(静岡会)両会員の幹事就任がそれぞれ承認されました。こうして予定されていた議事のすべてが決議された後、香川忠成幹事長から新役員の紹介があり、最後に林智子副会長(東京会)の閉会の挨拶をもって第1部・定期総会を終了しました。
●第24回定期総会議案書
総会終了後、上田純子副会長(東京会)から今回初参加の会員の皆さん(会場参加7名・Web参加2名)のご紹介があり、大学・校友会からのご挨拶として早稲田大学総長室連携企画担当部長の藤原浩明様からご挨拶を賜り、大学の近況等をお話しいただきました。さらに、曽布川哲也副会長(東京会)から母校で行われている支援講座および教科書出版についての報告がありました。

  第2部 講 演 会  15:00~17:00
  講 師 :早稲田大学 社会科学総合学術院教授   鈴木 俊晴  先生
  演 題 : 「労働法政策の今後の動向と課題を探る」
第2部の講演会は、杉山秀文副会長(東京会)の司会により、大津章敬副会長(愛知会)によるご講演者の紹介の後、鈴木俊晴 早稲田大学 教育・総合科学学術院教授から「労働法政策の今後の動向と課題を探る」と題してご講演いただきました。ご講演後、林智子副会長(東京会)の講師へのお礼の辞と杉山秀文副会長の閉会の挨拶をもって第2部・講演会を終了し、全員で記念撮影をしました。

■講師略歴
鈴木 俊晴(すずき・としはる)先生
東京大学文学部卒業、早稲田大学大学院法学研究科修了。博士(法学)。専門は労働法および雇用政策論。近年は、ギグワーク、プラットフォームワークなど、近未来の多様な働きかたに対する法的規制の在り方などを研究。内閣府・規制改革推進会議「人への投資ワーキンググループ」専門委員、東京都主催「労働法基礎セミナー」講師なども兼務。近年の主な著作として『注釈労働基準法・労働契約法』(有斐閣)、『労働判例百選〔第10版〕』(有斐閣)、『働く社会の変容と生活保障の法』(旬報社) 、『戦後労働立法史』(旬報社)(いずれも共著)など。

第3部  懇 親 会  17:30~19:30
   会  場:AP東新宿3F ルーム C
   懇親会費: 5,500円

第3部懇親会は、引き続きAP東新宿内で、羽鳥智雄副幹事長(東京会)の司会により行われました。若林正清会長による開会の辞の後、ご来賓を代表して宮陵会顧問としてご出席いただいていた大野実連合会会長から挨拶いただき、上田純子副会長から、ご出席いただいた他大学の校友社労士会、及び他士業稲門会、出版関係の方々をご紹介させていただきました。そして、前澤光則新幹事の乾杯の辞の後、歓談に移りました。最後に木村辰幸幹事長代理(東京会)の指揮のもと全員で校歌を斉唱し、和田泰明副会長(東京会)の閉会の挨拶をもって第3部・懇親は盛況のうちに中締めとなりました。