2008年度「提携講座」4士業分担での学生向け提携講座がスタート
2008年7月15日 早稲田キャンパス 14号館406教室
―「提携講座」実施のご報告
2008年4月より早稲田大学において、社会保険労務士・行政書士・司法書士・税理士の士業各稲門会が提携して結成した4士業稲門会 「稲士会」による提携講座がスタートしました。講座の名称は、「企業法務概論」です。この講座の趣旨は、法律と実務の専門家である各士業の会員が大学の教壇に立ち、企業実務の知識を学生に伝授するとともに、それぞれの士業の業務の内容や社会的に負っている役割をも学生諸君に伝えていくというものです。
この講座は、どの学部に所属する学生でも学年や専攻分野にとらわれずに履修することができ、通常の授業と同様に科目登録・単位制(定員30名・付与単位年4単位)をとっています。授業は、 14号館406号教室にて、火曜日の14時40分から行われています。
講義は前後期各14回、計28回で、社会保険労務士稲門会はこのうち7回を担当しますが、これまでに前期3回(7月15日、22日、29日)の割り当て分の講義を終了しました。後期は、12月16日、1月13日、20日、27日の4回です。
前期講義は、藤原久嗣会長と大南弘巳幹事長がそれぞれ分担して講師を務めました。7月22日と29日は前期定期試験期間にもかかわらず、出席した学生諸君は熱心に聴講していました。後期は、林智子副幹事長と渡邉和洋幹事が講師を務めます。当会々員も”飛び入り”聴講が可能ですが、事前に当会事務局にお問い合わせください。
この4士業が協働して早稲田大学で行う提携講座は、来年以降もこれを継続し、ゆくゆくは年間を通して各士業がそれぞれ単独で講座を持てるようなかたちにしたいと、今回の講座を企画した「稲士会」では考えています。
そのためにも、今回の講座が、学生諸君にとって実り多いものとなることを願ってやみません。