2015年度「支援講座」通算8年目、社労士単独講座としては5年目に入りました。
2015年4月10日(金)早稲田キャンパス 8号館B107教室
母校での支援講座が通算8年目、社労士単独講座としては5年目に入りました(2015年4月10日(金)開講)。
(2015年度カリキュラム下記掲載、2015年度第1回若林正清会員講義風景[左写真])
2008年より母校・早稲田大学において、社会保険労務士・行政書士・司法書士・税理士の士業各稲門会が提携して結成した四士業稲門会「稲士会」による大学との提携講座がスタートしました(稲士会は現在、社会保険労務士・行政書士・司法書士・税理士・中小企業診断士の5士業各稲門会で構成されています)。講座名は『企業法務概論』でした(現在の正式名称は『社会保険労務士実務概論(早稲田大学校友会支援講座)』)。
2008年4月より始まったこの講座の趣旨は、法律と実務の専門家である各士業の会員が、ゲストスピーカーとして母校の教壇に立ち、企業実務の知識を後輩の学生の皆さんに伝授するとともに、それぞれの士業の業務の内容や社会的役割を伝えていくものです。講座は、どの学部の学生でも学年や専攻分野にとらわれずに履修することができる「オープン教育講座」であり、通常の授業と同様に科目登録・単位制をとっています。
2008年度の最初の年の講座は、通期全28コマ(内、当会の担当は7コマ)、登録学生枠30名でスタートしました。2009年度からは、前期と後期に分けて学生を募集し(前後期各15コマ。内、当会の担当は前後期計7コマ)、募集枠は50名に拡大され、さらに後期は前期の好評を受け、100名へと拡大され実施されました。2010年度の講座は、前後期各15コマ、全30コマで、それぞれの募集枠100名で実施されましたが(当会は前後期計8コマを担当)、学生の当講座に対する人気は高く、前後期各220名から300名前後の聴講応募者があり、最終的には、前期114名、後期106名で実施されました。
2011年度からは、各士業がそれぞれ単独講座を持つことになり、社会保険労務士の担当分野についても「社会保険労務士講座」として前期15コマの講義が行われることになりました(内3コマを当講座担当教授である早稲田大学副総長・法学学術院教授 島田陽一先生の門下である細川良先生(独立行政法人 労働政策研究・研修機構 研究員)にご担当いただいています) 。同年3月11日に発生した東日本大震災の影響により、大学の前期授業の開始が4月か5月へとずれこむこととなりましたが、補講2回を行うことで、8月初旬までに15コマすべてを無事に消化することができました。
2012年度の単独講座では74名の学生登録がありました。さらに2013年度の講座からは、従来の「提携講座」から現在の「校友会支援講座」へと呼称を改め、94名の学生登録がありました。校友会支援講座へと呼称を改めてから2年目の昨年2014年度は39名の履修登録がありました。ゲストスピーカーを担当していただいた会員の方々のご尽力もあって、昨年度も、履修された学生の皆さんには、全カリキュラムを通じて熱心に最後まで授業を聴講していただき、例年同様、好評裡に全日程を終了するに至っています。
8年目(単独講座としては5年目)にあたる今年2015年度の支援講座は、前年度同様15コマの講義が左記のとおり実施されます(受講登録学生31名)。シラバスは早稲田大学のホームページでご参照ください。会員の皆様の中で、個々の講義内容にご関心を持たれた方や、次年度以降のゲストスピーカーを希望される方は、当該講義が行われる週の月曜日までに支援講座担当・曽布川宛にメールにてご連絡ください。(Mail :tetsusob@gmail.com)
2015年度社会保険労務士実務概論カリキュラム(1講座90分)
※ 金曜日5時限(16:30~18:00)実施(教室:早稲田キャンパス8号館 B107)