2024年度「支援講座」スタートします(通算17年目)。今年度は秋・冬クォーターでの実施に。2024年10月10日(木)
2008年より母校・早稲田大学において、社会保険労務士・行政書士・司法書士・税理士の四士業稲門会「稲士会」による大学との提携講座がスタートし(稲士会は現在、中小企業診断士を加えた五士業各稲門会で構成されています)講座名は「企業法務概論」でした(その後「労働・社会保障実務概論(早稲田大学校友会支援講座)」に改称)。講座の趣旨は、法律と実務の専門家である各士業の会員が、ゲストスピーカーとして母校の教壇に立ち、企業実務の知識を後輩学生の皆さんに伝授するとともに、それぞれの士業の業務の内容や社会的役割を伝えていくものです。講座は、どの学部の学生でも学年にとらわれずに履修することができる「オープン教育講座」であり、通常の授業と同様に科目登録単位制をとっています。
2008年度の最初の年の講座は、通期全28コマ(内、当会の担当は7コマ)、登録学生枠30名でスタート。翌年度からは、前期と後期に分けて学生を募集し(前後期各15コマ。内、当会の担当は前後期計7コマ)、募集枠は50名に拡大され、さらに後期は100名へと拡大され実施されました。2010年度の講座は、前後期各15コマ、全30コマで、それぞれの募集枠100名で実施されましたが(当会は前後期計8コマを担当)、学生の当講座に対する人気は高く、前後期各220名から300名前後の聴講応募者があり、最終的には、前期114名、後期106名で実施されました。
2011年度からは、各士業がそれぞれ単独講座を持つことになり、社会保険労務士の担当分野についても「社会保険労務士講座」として前期15コマの講義が行われることになりました(内3コマを当講座担当教授である早稲田大学法学学術院教授・島田陽一先生の門下である細川良先生にご担当いただいてきました) 。2013年度の講座からは、従来の「提携講座」から現在の「校友会支援講座」へと呼称を改めました。
10年目2017年度の支援講座から、新たに導入されたクォーター制に沿って、秋クォーターの火曜日・金日の4時限目に15コマの講義が実施され、2017年は44名、2018年は49名、2019年度は34名、2020年度は94名(新型コロナ感染対策上、初のリモート講義となりました)、2021年度は26名、そして昨年2022年度は27名の学生が登録しました。
2023年度からは、大学の1コマの授業時間が90分から100分に変更され、秋クォーターは15コマから14コマとなりました(当講座においては、学術講師分が2コマ、ゲストスピーカー分が12コマ) 。それに伴い、改めて以下の趣旨のもとにカリキュラムの見直し・強化を行い、19名の学生が登録しました。
2024年度は秋・冬クォーターで実施されることになり(授業は木曜日の4時限目)、「社会保険労務士と学ぶ働く前に知っておきたいワークルールと人事・労務コンサルタント」という新たな講座名のもと、カリキュラムは下表のとおりとなります。また大学のホームページでシラバスもご覧いただけます。聴講を希望される方や、来年年度以降のゲストスピーカーを希望される方は、曽布川哲也副会長(支援講座担当)までご連絡ください。ご連絡をお待ちしております。また、講義が行われる教室(14号館403号教室)に変更がないか、当会ホームページにて再度ご確認ください。((http//sr-waseda.net)