社会保険労務士稲門会

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2010年度「提携講座」3年目に入ります 母校での提携講座
2010年2月1日 早稲田キャンパス15号館402教室

 2008年4月より母校・早稲田大学において、社会保険労務士・行政書士・司法書士・税理士の士業各稲門会が提携して結成した4士業稲門会「稲士会」による大学との提携講座がスタートしました。講座の名称は「企業法務概論」です。

[写真:藤原久嗣会長による2008年度の初回講義

 この講座の趣旨は、法律と実務の専門家である各士業の会員が、ゲストスピーカーというかたちで大学の教壇に立ち、企業実務の知識を後輩の学生の皆さんに伝授するとともに、それぞれの士業の業務の内容や社会的に負っている役割を伝えていくものです。

 講座は、どの学部に所属する学生でも学年や専攻分野にとらわれずに履修することができ(オープン講座)、通常の授業と同様に科目登録・単位制をとっています(講義は本学キャンパス内の校舎のいずれかの教室で実施)。

 2008年度の講座は、通期で全28コマ(内、社会保険労務士稲門会の担当パートは7コマ)、登録学生枠30名でスタートしましたが、聴講した学生の皆さんにたいへん好評であり、次年度の受講希望者数が大幅に増加することに繋がりました。

 そこで、2009年度の講座からは、前期と後期に分けて学生を募集して、受講を希望する学生は、それぞれに履修登録を行うことになり(前期・後期各15コマ。内、社会保険労務士稲門会の担当パートは前期3コマ、後期4コマ)、さらに、それぞれの募集枠を50名に拡大してスタートしました。

[写真:林智子副会長による2009年度の最終回講義

 しかし、これもまた、前期講義を終えた段階で学生の皆さんにたいへん好評であったために、後期は募集枠を急きょ大幅に拡大し、100名の募集枠のもとに実施され、このたび無事、好評裡に全カリキュラムを終了しました。

 3年目に入る2010年度の講座も、前期・後期に分けて各15コマ、全30コマを、引き続きそれぞれの募集枠100名で実施されることが決定されています(社会保険労務士稲門会は、前・後期計8コマを担当)。

       2010度の講義予定 (当会の担当パート)
 当会の担当講義開始は、6月の下旬(予定)が皮切りとなります。また、講義の行われる曜日と時間、教室なども、近日中には決定される見込みです(2009年度の講義は火曜日の14:45~16:15で実施)。

 この講座は、当会の会員も単発での“飛び入り”聴講をすることが可能ですので、聴講を希望される方は、事前に当会事務局まで日程・教室等をお問い合わせください。

 この4士業が協働して早稲田大学で行う提携講座は、来年度以降もこれを継続し、ゆくゆくは年間を通して各士業がそれぞれ単独で講座を持てるようなかたちにしたいと考えています。そのためにも、この講座が、学生諸君の皆さんにとって実り多いものとなることを願ってやみません。(文責・和田)