社会保険労務士稲門会

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3年目の後期に入ります 母校での提携講座
2010年11月1日

 2008年4月より母校・早稲田大学において、社会保険労務士・行政書士・司法書士・税理士の士業各稲門会が提携して結成した4士業稲門会「稲士会」による大学との提携講座がスタートしました。講座の名称は「企業法務概論」です。

 この講座の趣旨は、法律と実務の専門家である各士業の会員が、ゲストスピーカーというかたちで大学の教壇に立ち、企業実務の知識を後輩の学生の皆さんに伝授するとともに、それぞれの士業の業務の内容や社会的に負っている役割を伝えていくものです。講座は、どの学部の学生でも学年や専攻分野にとらわれずに履修することができ(オープン講座)、通常の授業と同様に科目登録・単位制をとっています。

 2008年度の最初の年の講座は、通期全28コマ(内、社会保険労務士稲門会の担当は7コマ)、登録学生枠30名でスタートしましたが、聴講した学生の皆さんにたいへん好評でした。そのため、2009年度の講座からは、前期と後期に分けて学生を募集し、受講希望学生はそれぞれに履修登録を行うことになり(前後期各15コマ。内、当会の担当パートは前期3コマ、後期4コマ)、募集枠も50名に拡大されました。しかし、これもまた、前期講義を終えた段階で学生の皆さんに好評であったために、後期は募集枠を急きょ拡大し、100名の募集のもとに実施されました。

 3年目に入った今年2010年度の講座は、前後期各15コマ、全30コマを、引き続きそれぞれ募集枠100名で実施していますが(当会は、前後期計8コマを担当)、学生の当講座に対する人気は依然高く、前後期各220名から300名前後の応募がありました(最終的には、前期114名、後期106名で実施)。
 すでに、前期のカリキュラムが好評裡に終了し、現在は後期の講義に入ってます。

 後期の講義は、毎週火曜日の14:45~16:15に、7号館414号教室で行われています。後期の当会の担当講義は11月30日(火)に始まり、講義内容は、11月30日「医療保険と年金」(林智子)、12月7日「雇用保険と雇用関係諸法令」(長谷川央)、12月14日「労働災害と安全衛生」(大南弘巳)、12月21日「社会保険諸制度と社会保険労務士」(渡邉和洋)の予定となっています(カッコ内は担当講師)。この講座は、当会の会員も単発での“飛び入り”聴講をすることが可能ですので、聴講を希望される方は、事前に当会事務局まで日程・教室等の変更がないかをご確認ください。

 この4士業が協働して母校で行う提携講座は、来年2011年度からは、各士業がそれぞれ単独で講座を持つことになり、社会保険労務士稲門会は前期15コマを担当する予定です(当会報10ページ参照)。
当講座が、学生諸君の皆さんにとってますます実り多いものとなることを願ってやみません。(文責・和田)

先輩として、母校の後輩から喜びをいただいた!! ― 提携講座の講師を体験して
                                                            森岡 三男(東京会)
 2010度前期で1コマ(90分)、「労務管理論と関係諸法令」というテーマで講師を担当させていただきました。受講生に理解してもらいやすいように、就職活動で出会う企業の人事担当が「人事労務管理」の側面でどのような役割を担っているか、ということから講義を始めました。働くということ、企業に入って働く者がどのような保護を受けているのかといった、人事労務の機能とそれを支えている労働法や判例等に触れました。
 私は、永年、企業の人事労務部門で仕事をしてきましたので、社員研修の経験もありました。しかし、母校で学生の前で「講義」をするのは、初めての経験でしたので、その準備には年初から時間をかけ、講義の前には親しい社労士の仲間の協力を得て、予行講義にも取り組みました。そのお蔭もあってか、熱心に耳を傾けてくれる後輩の皆さんの姿から、私は逆に大きな喜びをいただきました。
 母校の後輩にささやかながらお役にたち、それを通して自らの成長に結びつく、提携講座の「講師」は実に素晴らしいミッションです。後輩の前で、真摯に講義をしてみたい方、どうぞ手を挙げてください。