社会保険労務士稲門会

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第7回・勉強会/春の勉強会(『合成の誤謬』を防ぐ法-福祉国家の実現のために)
2009年3月7日(土) 渋谷・勤労福祉会館

第7回 勉強会「『合成の誤謬』を防ぐ法-福祉国家の実現のために」ご報告      研修委員長・二宮 孝         ― 2009年3月7日(土) 渋谷・勤労福祉会館


 2009年3月7日(土)午後2時より5時まで、渋谷区神南にある渋谷区立勤労福祉会館の第2洋室において、第7回の勉強会が開催されました。
 テーマは「『合成の誤謬』を防ぐ法-福祉国家の実現のために」で、当会常任幹事の渡邉和洋(東京千代田中央支部で開業)に講師を勤めていただきました。内容としては、1.社会保険労務士の原点をどこに求めるか。2.社会保険労務士として大切な視点。3.開業を成功に導く4つのポイント。4.顧客との関係をいかに構築するか。の4部構成で進められました。


東京会の要職などを数多く経験された渡邉氏の実体験に裏打ちされた、普段気付かなかった視点からの含蓄のあるまた心のこもった勉強会となりました。専門知識を披露することに重点が置かれがちなプロフェッショナルの本来あるべき基本スタンスとして、何の目的で誰のためにまた報酬とはいったい何なのか、さらに職業倫理についてもふれられ、まさに社労士哲学ともいった深い内容でした。今後の社会保険労務士の方向性を再確認するような場になったかと思います。(勉強会22名参加)

 勉強会終了後は、会場近くの築地食堂「源ちゃん(渋谷パルコ店)」で、渡邉氏を囲んで皆で懇親を深めました。(18名参加)

勉強会に振るってご参加ください。講師も募集中!                        
 社労士稲門会・研修委員会では、2006年より年2回の「勉強会」を開催し、会員同士の研鑽の場、さらには情報交換、懇親の場としています。今までに7回の勉強会を実施し、多くの会員の皆様にご出席いただきましたが、引き続き振るってご参加くださいますようお願い申しあげます。
 また、会員の皆様が個々にお持ちになっておられる経験や知識・ノウハウを、この勉強会の場でご披露いただければ、会員諸氏の今後の業務に寄与するところは大きいと思われます。研修委員会ではそうした方々のご出講を心より望んでおりますので、篤志の方はご連絡いただければ幸いです。
 あくまでもインナーの勉強会であり、毎回講義後には懇親会も開かれ、お陰さまで共に盛況です。肩の凝らない相互研鑽、情報交換の場として、今後も開催を続けて参りたいと考えております。