第2回・勉強会/秋の勉強会(離婚時の年金分割について)
2006年11月11日(土)早稲田奉仕園
「第2回・勉強会」報告 ― 研修委員長・二宮 孝(東京会)
2006年11月11日(土)の午後2時より5時まで、西早稲田にある奉仕園、スコットホールの会議室にて、同年3月に引き続いて第2回の勉強会が開催されました。
題目は「離婚時の年金分割について」で、副会長の堀口利氏(東京会)自らが手をあげて講師を務めて頂きました。
まずは制度導入の背景から始まり、離婚時の厚生年金の分割制度、離婚時の第3号被保険者期間の厚生年金の分割制度、社会保険庁への情報提供請求へと続き、Q&A方式での解説やマスコミや政治家の誤った発表例などを含めて、実践的な研修となりました。社会保険労務士にとっては身近で業務に直結したテーマだけに、参加者も大変熱心に聞き入っていました。
参加者数からみても当初の予想を超えて講師を含め27名にもなり、30人が定員の会議室は一杯となり、研修委員一同うれしい悲鳴といったところです。
質疑応答の後は、参加者の自己紹介と今後の希望するテーマについての意見交換を行いました。勉強会終了後には近くの中華料理店で懇親会を開催しました(22名参加)。
「第2回・勉強会」に参加して 北 隆一 (和歌山会)
昨年3月18日に開催された第1回勉強会に続き、特定社会保険労務士の研修期間中でしたが、今回の第2回勉強会にも参加しました。
今回の勉強会は「離婚時の年金分割」というタイムリーな内容で、個人的には同じ内容で県会の支部研修で講師を務めることになっていたので、堀口副会長の講義はたいへん参考になりました。
那智勝浦町という田舎から、なぜわざわざ東京まで勉強のため上京するのかと言うと、第一に、ITの時代とは言え、田舎では生きた情報を得る機会が少ないからです。
次に、懇親会等で、稲門会という県会の利害を離れた場で、いろいろな先生方の考え方に接することができるからです。
社会的なニーズを考えると、これからの社労士は年金相談と労働相談の両方ができることが基礎になると思います。これからも勉強会に参加して、しっかり勉強して、会員相互に発展できたらと思います。勉強会の継続的な開催をお願い申し上げます。