社会保険労務士稲門会

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第6回・勉強会/秋の勉強会(現場監督の過労死-“業務上認定までの過程”)
2008年9月22日(土)池袋・生活産業プラザ

第6回 勉強会「現場監督の過労死-“業務上認定までの過程” 」ご報告       研修委員長・二宮 孝 
                                       ―2008年9月22日(土) 池袋・豊島区立生活産業プラザ

 2008年9月20日(土)午後2時より5時まで、豊島区東池袋にある豊島区立生活産業プラザの7階会議室において、第6回の勉強会が開催されました。テーマは「現場監督の過労死-“業務上認定までの過程”」で、当会幹事長の大南弘巳氏(豊島区で開業)に講師を勤めていただきました。

 過労死は最近社会的にも大きな問題として関心を集めていますが、大南氏は労災問題に関して造詣が深く、実務に役立つ勉強会となりました。内容は、過労死した被災労働者の遺族から労災請求を受託し、その支給決定に至るまでの経過について実例に即して展開され、労災をとりまく企業背景から具体的な実証方法など複雑な案件をわかりやすく説明していただきました。

 生身の人間の肉声が聞こえてくるような臨場感にあふれ、また社会保険労務士としての誠意を感じさせるものでした。資料も充実したもので大変参考になったかと思います。(勉強会28名参加)

 勉強会終了後は、会場近くの「土風炉(池袋東口店) 」で、大南氏を囲み、皆で懇親を深めました。(22名参加)