社会保険労務士稲門会

早稲田大学OB・OGの社労士が集うホームページ

第3回・勉強会/春の勉強会(社員を活かし企業を守る安全衛生のポイント)
2007年3月24日(土)渋谷・勤労福祉会館

第3回・勉強会「安全衛生実例紹介」ご報告 ― 研修委員長・二宮 孝

 2007年3月24日(土)午後2時より5時まで、西早稲田にある奉仕園の会議室にて、咋年11月に引き続いて第3回の勉強会が開催されました。テーマは「社員を活かし、企業を守る安全衛生のポイント(注;テキストのタイトル)」で、当会会計監査の中川伸一氏(安全衛生コンサルタント・東京会)にお願いして講師を務めていただきました。中川氏は前勤務先で長年安全衛生業務に携われ、労働大臣優秀企業に導かれた実績もあります。

 安全、衛生管理の基本から対応策へとデータと理論面からの解説が行なわれました。一方的な講義にとどまらず、ビデオや小テスト、ロールプレイングなども含めて立体的に行なわれました。小テストでは、安全点検図表を見て不安全行為が果たしていくつかあるかチェックを行うもので、問題点が30項目を超えて指摘されたのには驚きました。ロールプレイングでは、各チームに分かれて、個々に模擬安全確認作業を行いました。

 最後に安全衛生管理は問題解決学であって、コストではなく人材育成の投資であること、これを認識しての活動かどうかで効果に大きな差がでることに皆が納得した次第です。普段当たり前にように感じている「安全、衛生であること」の重みを新ためて感じました。時間が足りなかったのが残念です。(勉強会17名参加)

 勉強会終了後は、ケータリングサービスを利用した初めての試みで、同会場で引き続いて懇親会を開きました。中川氏を囲んで缶ビールを片手に懇親を深めました。(15名参加)