社会保険労務士稲門会

２０１１年９月１７日（土）東池袋の豊島区民センター４階第２会議室にて、１３：３０より第１１回・勉強会（秋の勉強会）が開催されました（終了１７：００）。〔会費：６，０００円／勉強会参加３５名／懇親会参加３５名〕

◆「具体的あっせん事案を通して個別労働関係紛争解決の仕組を学ぼう」
　
　講師 ： 森岡　三男さん　（東京都会　昭和４４年卒）
　
　　うつ状況が原因で短期間欠勤した零細商社マンの解雇を巡るあっせん申請（労働者側での申請）の具体的事案を紹介し、この事案を通して個別労働関係紛争解決の仕組みを学び、個別労働紛争解決の場で社労士に期待される役割について考える。

◆「未払い残業代問題について」
　
　講師 ： 若林　正清さん　（三重県会　昭和５５年卒）
　
　　未払い残業問題は、かねてから問題視されながらも解決に至らない、長期的かつ根の深いテーマである。未払い残業代問題のいくつかのパターンを具体例で示すとともに、変容する最近の裁判例の傾向を理解しつつ、具体的な対応策を検討する。

熱弁をふるう講師と熱心に聴き入る会員の皆さん。

勉強会終了後の懇親会も盛り上がりました。

社会保険労務士稲門会では、毎年、春と秋の２回、恒例の「勉強会」を開催しています。今年は東日本大震災の影響により「春の勉強会」を中止したため、「秋に勉強会」のみの１回の開催でした。しかしながら、いつもより多くの会員にご参加いただき、また勉強会後の懇親会も大いに盛り上がりました。勉強会・懇親会を通して、相互研鑽を図ると共に、親睦の輪を広げることができます。是非、多くの皆さんのご参加をお待ちしています。また「勉強会」や研修について、ご要望やご意見のある方は、研修委員会までお寄せ下さい。