社会保険労務士稲門会

早稲田大学OB・OGの社労士が集うホームページ

第18回・勉強会(春の勉強会)(野麦峠にまつわる想い出-私は、なぜ社会保険労務士を目指したのか/公益通報者保護制度の現状について)
2015年4月11日(土) 豊島区立生活産業プラザ

150411勉強会_5030 2015年4月11日(土)豊島区立生活産業プラザにて、恒例の春の勉強会を開催しました。今回の講師は二人の方にお願いしました。お一人は小林昌尚名誉会長であり、「野麦峠にまつわる想い出-私は、なぜ社会保険労務士を目指したのか」というテーマでご講演いただき、もうお一人は岡田智佳さんで、「公益通報者保護制度の現状について ―社会保険労務士の視点から」というテーマでお話ししていただきました。また、新たな試みとししてワークショップ・スタイルを採り入れ、「今求められている社労士の使命とは?」というテーマでグループに分かれて討議していただきました。今回も多くの会員の皆様にご参加いただきました(勉強会参加者38名・懇親会参加者37名)。
これからも勉強会を通して、相互の研鑽を図るとともに、稲門会の仲間の輪を広げる機会として頂ければ幸いです。
150411勉強会_5025 【 開催時期 】 平成27年4月11日(土)
  受付13時00分より 13:30~17:00
 

【 会   場 】 豊島区立 生活産業プラザ8階多目的ホール 
150411勉強会_5028 【テーマ:講師】 1.「野麦峠にまつわる想い出 ―私は、なぜ社会保険労務士を目指したのか―」  
 講師: 小林 昌尚 名誉会長
(東京会 昭和30年卒)
  要旨:『それは苦しいこともございました。いっそ諏訪湖に飛び込んで死んでしまおうと思った事も何度あったか知れません。それでも暮れに帰って、1年働いた金を渡したら母はその金を抱きしめてこれで年が越せると声を上げて泣き出し、病気で寝ていた父はわざわざ起き上がって、「すえ、ご苦労だったナ、ありがとう、ありがとう」そういって手を合わせて何度も頭をさげて礼を言ってくれました。』など、野麦峠にまつわる想い出をお話していただくとともに、社会保険労務士を目指された経緯についてお話していただきました。(『 』内は、「ああ、野麦峠」山本茂美 角川文庫P30より抜粋)
150411勉強会_5034
2.「公益通報者保護制度の現状について ―社会保険労務士の視点から―」   
 講師: 岡田 智佳 さん
(千葉会 平成12年卒)
   要旨:中小零細企業にも、コンプライアンス経営が求められている時代、「通報窓口を設置する余裕がない」の一言で片付けてしまってよい問題ではありません。「オリンパス」事件や「たかの友梨」事案を考えるともはや対岸の火事とはいっていられない、そうした今日の状況を鑑みつつ、公益通報者保護制度について社会保険労務士が知っておくべき基本的知識を、直近の判例などを交え分かりやすく解説していただきました。 

3.ワークショップ「今求められている社労士の使命とは?」
  標記のテーマのもと、少人数に分かれて、グループ毎に話し合っていただきました。社労士稲門会なればこそ、日頃感じておられることを、率直に話しあっていただき、各グループとも活発な討議がなされました。
150411勉強会_5042150411勉強会_5041150411勉強会_5040150411勉強会_5039

勉強会終了後は会場付近の居酒屋「魚禅」にて懇親会が行われ、こちらの方も大いに盛り上がりました。
(研修会参加費:懇親会とセットで5,000円)
150411勉強会_5051150411勉強会_5046150411勉強会_5064150411勉強会_5057